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歯を失ったとき、そこにはなんらかの処置が必要となります。たとえば、入れ歯、ブリッジ(橋のように2本あるいはそれ以上の歯を使って失った部位を回復する)などですが、これらには健全な歯を削る、入れ歯を保持するバネのようなものが見える、装着感が悪いなどの欠点が多くあります。そこで近年歯のない部位に、人工歯根を埋め、咀嚼機能を回復する治療が大変多くなってきました。それがもう一つの歯といわれるインプラントです。入れ歯で苦しむ時代ではもうないのです。 なるべく歯を削らない、侵襲の少ない治療を行っています。時には、全く歯を削らずに観察する場合もあります。見えにくい場所の虫歯、磨かなければならない部位などについて、小型カメラを用いモニタリングして説明。ご自身の歯のことをしっかり知っていただくために行っています。
歯周病とは多くが慢性的に、つまり自覚しないうちに進行していく歯の周りの病気です。その進行度合いを数値化(歯周ポケットなど)することによって、わかりやすくその病理を説明します。虫歯がなくても、歯がぐらぐらになって失うことになる場合もあります。当院では、大切に歯を管理する方法をしっかり説明いたします。一緒に一本でも多くの歯を残すよう努力していきましょう。
虫歯は必ずしも痛いとは限りません。痛くなくてもたいへん進行した虫歯を多く目にします。痛くなる前に、早期に治療することが大変重要です。また定期的な検診によって、虫歯ができにくいお口の環境を作り、虫歯を作らない歯にしていくことはさらに重要です。 治療終了後のリコールシステムに重点をおいております。こちらからお知らせをいたしますので安心です。治療で取り戻した健康を維持するために、歯にも定期的なメンテナンスが必要です。歯周ポケット内の病原菌は処置後に12〜16週で元に戻るといわれています。適切なプラークコントロール(歯磨き)で歯周病の再発を予防しましょう。歯周病の再発は、まずポケットが深くなるのですが、ご自身では確認できません。初期では全く症状がでませんので定期的な検診が必要です。ポケット内の細菌の量が多くなり悪影響を及ぼす前に、検査、清掃することにより、効果的に予防することができます。 |
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